前から演技に興味があり 「やってみたい!」 と思っていたので出演が決まりとてもうれしいです。
いろいろ心配もあるけれど、赤羽監督と会ってお話したとき、優しさと、映画に対する熱意を感じ、私もできるかぎり頑張ろうと思いました。
撮影と出来上がりを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
監督の監督ぶったコメント:
みのりちゃんは今回、僕が「心に決めた」という意味では一番最初のキャスティングでした。最初に会ったのは昨年の伊参スタジオ映画祭、シナリオ大賞を頂いたまさにその直後のこと。受賞直後で調子に乗り、「映画、出てみる?」などと冗談めかして本人に訊ねたその言葉の内訳は、実は70%が本気、30%が冗談でした。70が100に上昇するまでそれほど時間は掛かりませんでしたが。
ちゃんと話してみると、彼女は予想以上にカンが鋭く、頭も良く、そして大人であることがわかりました。「大人である」とは、子供なりに「実社会」でちゃんと揉まれているということ、そして「ものごとをちゃんと見ている」ということです。だから彼女の眼はあどけなくも鋭い。みのりちゃんが将来、女優を目指すかどうかはわかりませんが、彼女をある種の定式化された「女優」という枠に押し込めるような真似だけは、本当の「大人」としてやっちゃいけないことだと肝に銘じています。